日本のバラを和風庭園に植えはじめたきっかけ
上の写真は、バラ作家 國枝啓司さんが新しく生みだした日本のバラ「和バラ」です。
和バラの美しさは「なごみ、やわらげ、和を結び、まわりを引き立て、自らも存在する」と表現され、ヨーロッパで特に人気が出始めています。
この記事の目次
両親が遺してくれた和風庭園に、日本のバラを活かすことを決める
当初は大野城市の庭と同じように、主にフランスのバラを使ったガーデンに仕立てようと考えていたのですね。
ちょうどその頃、いにしえの日本文化を愛する女性から言葉をいただきました。
「日本の美は世界的に貴重なもの。
日本独自のすばらしいバラはたくさんあります。
あなたは、和と洋のバラを結ぶ庭を作るでしょう。」
それからローズコンシェルジュでもある花店のオーナーの多大なアイデアと助けを借りて、那珂川市にある和風庭園の改修と日本のバラの植え付けを始めました。
うっそうと茂りすぎた木を整理してあらわれたものは、趣深い庭石や石灯籠の数々でした。
空間の間合いに、想像をふくらませることのできる静かな内観の庭
季節ごとの果実の恵み
和の庭には年数を経た椿や山茶花、小梅、さくらんぼ、柿の木があって季節ごとの楽しみがあります。
今でも庭に行くと木の剪定をしている父や庭の草取りをしていた母の姿をふと思いだして、感謝の思いで胸がいっぱいになります。
日本のバラと草花のいぶき
2015年の春から植えたバラのいおり、ゆうぜん、かおりかざり、こはる、あおい、日本の草花たち。
和の庭は、私の心と一緒にゆっくりと育ちそれぞれのタイミングで花を咲かせています。
太陽や雨風、土、季節風、虫たちとともに育つバラの無農薬栽培
私が育てているバラは太陽や雨風、土のめぐみ、季節風、虫たちに直接ふれることで生きています。
日当たりや風のふき抜ける場所など、植えている環境はバラごとに違うんですね。
置かれた環境で、それぞれの時期が熟したときにつぼみをつけていきます。
バラにはそれぞれ個性があり、すべてがいっせいに満開というタイミングはありません。
バラを育てるには厳しい福岡の気候
猛暑と豪雨が続くときもある夏、日本海側に近いことから時には強い風雪のある冬。
そんな気候を耐え抜いてバラたちは、虫たちに葉やつぼみを食べられながらも、けなげに花を咲かせていきます。
両親からの贈り物である庭で、バラと香りの美しさに立ちあえる季節は感動の連続でもあります。
大野城ではフランスのバラ、那珂川では日本のバラが楽しめます
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