時代をこえて愛されてきたバラの香りの効果|効能と利用方法の歴史
いにしえから現代まで、人々をとりこにしてきたバラ。
バラの香りにはどのような効果があって、使われてきたのでしょうか。
時代をさかのぼってみましょう。
この記事の目次
古代エジプトの外交にもバラの効果
美肌作用・媚薬としての催淫効果
クレオパトラはバラを浮かべたお風呂に入り、寝室にはひざの高さまで
バラをしきつめていたといわれています。
バラの香油も全身に使って美しさを磨き、他国の英雄をとりこにしてきました。
バラ吹雪が舞う古代ローマ時代
幸福感を与え、よい睡眠をうながす効果
宮廷の泉にはローズウォーターがわき、バラ入りのワインやプリンを楽しみ、バラの枕で眠ったそうです。
公衆浴場もバラで満たされ、祭りの日の街にはバラの花がまかれたといわれています。
中東、中世ヨーロッパでは、祈りや瞑想の助けになったバラ
緊張やストレスをやわらげる鎮静効果
ペルシャの戦士は、赤いバラで自分の盾を飾り
結婚式では幸せであるようにと、バラがまかれました。
白いバラと赤いバラは、イスラム世界やキリスト教のシンボルに使われています。
江戸時代中期から始まったバラ水の利用
保湿・皮膚の再生作用
平賀源内は1763年に、蒸留装置「らんびき」でバラの花を蒸して
「薔薇露(しょうびろ)」と呼ぶバラ水を作ったと記しています。
1813年の「都風俗化粧伝」には、らんびきがない場合に
お茶椀とやかんで花を蒸して、化粧水をつくる説明が記録されています。
まとめ
美と愛の象徴である女神ヴィーナスやアフロディーテ、聖母マリアなど
神聖な女性たちと深い結びつきがある、聖なる存在のシンボルでもあるバラ。
その装飾的な花をいっそうひきたてるのは、心をひきつける美しい香りです。
魅力的な香りが持続する特性があるゆえに、花の女王とも呼ばれているのですね。
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